食品表示の主な変更点
(加工食品)
栄養成分表示の義務化
加工食品の栄養成分表示が、これまでの任意から義務になりました。容器包装に入れられた消費者向けの加工食品には、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物およびナトリウムの量の表示が必要です。ナトリウムについては食塩相当量での表示となります。また、飽和脂肪酸と食物繊維の量についても、表示が推奨されるようになりました。
アレルギー表示に係るルールの改善
消費者の食品選択の幅を広げるため、特定原材料等27品目の表示については、個別表示が原則となりました。一括表示は例外的に可能となっていますが、その判断は事業者自身が行うことになります。
- ※個別表示…
- 原材料名または添加物名の直後に括弧を付けて特定原材料等を含む旨を記載する表示方法。
原材料の場合は(〇〇を含む)、添加物の場合は(〇〇由来)のように表示します。
- ※一括表示…
- 原材料名欄と添加物名のそれぞれ最後に括弧を付けて特定原材料等を含む旨を記載する表示方法。
原材料、添加物ともに(一部に○○・△△・□□を含む)のように表示します。
表示レイアウトの改善
原材料と添加物の区分を明確にして表示する必要があります。
原材料と添加物の枠を分けて記載するのが最も分かりやすいですが、広いスペースが必要となるので、原材料と添加物の境目で「改行」するとか、境目に「/」を入れて区切るという方法もあります。
新旧 食品表示の比較
(加工食品)

